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2003年12月14日
思い出深い、初めての国際結婚。結婚を反対したお母様が、結婚を認めた理由・・・。
私も、この仕事に就いて早9年と3ヶ月が過ぎました。
数多くのお客様を担当させて頂きましたが、今だ一回しか体験したことのない、思い出深い結婚式があります。
新婦は三条市内の方ですが、お相手はナイジェリアの方、つまり国際結婚です。餞心亭おゝ乃ガーデンテラスにおいては、国際結婚の例はそれが最初でした。
少人数の会食でしたので、新郎との打ち合わせもなく、残念ながら、私の堪能な英語(?)を披露する機会もありませんでした・・・(笑)。
式の1週間前位のとき、新婦のお母さんとお話しする機会がありました。
やはり最初は、お嬢さんが外国人と結婚するのには抵抗があり、反対もしたそうです。
でもお嬢さんが、彼を初めて家に連れて来た時、何をしてあげればいいのかどぎまぎしてしまいましたが、とりあえずコーヒーとケーキ(だったと思います?)を出してあげると片言の日本語で、「オカアサン、イタダキマス!オイシイ!」とストレートに表現していたそうです。
それを聞いたお母さんは、純粋に嬉しさを覚え、日本人にないピュアなところ、お母さんのことを本当に大事にしてくれるところに感動し、結婚を認めたそうです。
とかく日本人は、「声をかけられても最初は遠慮する」ことを「奥ゆかしい」という言葉で美化してしまいます。奥ゆかしさも良き日本人の気質ですが、そんな外国の人々の国民性が羨ましいですね。
投稿者 oono : 19:17