肉と相性ばっちり!?せり
春の七草の中でも独特の香りを持っている「せり」。せりはスーパーで束になって売られています。
私の主観ですが、その量は水菜や春菊からみると少ないような気がします。
しかし、鴨鍋・鶏鍋・すき焼きなどを食べるときは、鴨・鶏・豚・牛肉の味を最高に引き出してくれますし秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」ではゴボウ同様、必ず入る食材です。
(というよりゴボウと相性が良く、肉の臭みを和らげてくれているような気がします)
また栄養面では、鉄・食物繊維を多く含み貧血や便秘に、また香りの元となっている成分には冷え性に効果があると言われております。
その他、解毒作用や高血圧にも効果があるとされています。
それでは、このセリを使った簡単な料理を紹介します。
【材料(4人分)】
●鶏もも肉・・・200g
●せり・・・200g
●ささがきゴボウ・・・100g
●切り餅・・・5枚
●煮汁・・・だし汁(できれば鶏ガラのだし汁が良い)11
●濃口醤油・・・1
●みりん・・・0.5
【作り方】
1.鶏肉は一口大のそぎ切りにし、沸騰した湯に入れて霜降りにして、すぐに冷水に入れて水洗いしてザルにあげる。
2.せりは根を落として4cm長さに切って、水でよく洗って砂を落としておく。
3.ささがきゴボウは、水につけてあく抜きをしておく。
4.切り餅は、1個を2等分にして、オーブントースターや表面に焦げ目が付く位に焼いておく。
5.鍋に煮汁を煮立てて【1】を入れて沸騰したら、】2】・【3】を入れて煮えたら、【4】を入れてひと煮立ちさせ、盛りつけて完成。
お好みで一味を振りかけてください。
※餅の代わりに、きりたんぽを入れて煮ると「きりたんぽ鍋」になります。
※鶏肉の代わりに、鴨肉にしても美味しくいただけます。