冬至に食べる かぼちゃ・・・実は夏が旬です!
冬至に食べると健康に良いといわれる「かぼちゃ」、収穫の旬は夏です。
それだけ保存が利く食品です。
かぼちゃ(現在の日本かぼちゃ)はアメリカ大陸原産で、戦国時代にポルトガル人によってカンボジアから持ち込まれたことから「カンボジア」がなまって「かぼちゃ」と呼ばれるようになったといわれています。
日本にあるかぼちゃの種類は大きく分けて3種類程あり、水っぽく醤油との相性がよく煮崩れしずらい「日本かぼちゃ」、甘味が強くホクホクしてスープやスィーツに使われる「西洋かぼちゃ」、ズッキーニをはじめとする西洋野菜として人気の高い「ペポカボチャ」です。
また栄養は、皮や皮に近い部分やわたに豊富で、種には亜鉛などの摂取しづらいミネラルが豊富に含まれ、実には、カロチン・食物繊維・ビタミン類(B1・B2・C)が多く含まれ、粘質や皮膚の抵抗力を高め風邪を予防したり、血糖を下げる為に必要なイシュリンの分泌を高め糖尿病の食事にも有効だと言われています。
こんなに栄養豊富なかぼちゃを美味しく食べて夏を乗り切りましょう!
【材料(6人分)】
●西洋かぼちゃ…1個
●玉ネギ…2玉
●固形コンソメスープの素2個
●水…適量 ●生クリーム180cc
●塩コショウ…少々 ●パセポン…少々
1.かぼちゃは丸ごとラップに包んで、電子レンジに 1~2分かけて皮をむいて(熱いので注意を!)、 種とわたを取ってザクザク切りにします。
2.玉ネギは皮をむいて水洗いして、細かく切る。
3.なべに、[1]のかぼちゃと[2]の玉ネギを入れて、具がかぶる程度の水と固形スープの素を加え、焦げないように注意しながら約20分間煮て火からおろす。
冷ましてからフードプロセッサーにかけてピュレ状にして、生クリームを加えてから火にかけ、塩コショウで味付けをして火から下ろす。
4.冷蔵庫で冷たくなるまで冷やして、器に盛って、パセポンを散らして完成!
【かぼちゃの種の食べ方一例】
・種を洗って、塩を軽く振ってミカンの袋などに入れて1日天日干しして、フライパンで焦げ目が付 く位いに炒って、殻をむいて食べます。