「旬の野菜と果物を積極的に食べましょう」
暦の上では立秋(秋の気配が立つ日)を過ぎていますが「暑さ」は一番のこの季節、暑さに負けている人はいませんか?
◆知っていますか、キュウリのパワー
大量に汗をかくと、水分・カルシウム・ミネラルなどが不足して脱水症になります。また、食欲が落ちたりしてビタミンが不足(特にビタミンA・B1・B2・C)すると倦怠感や脱力感が現れてくると言われています。
そこで、「食べ物はくすり(橋本紀代子編著/本の泉社)」という本で調べてみました。
夏バテ防止には、キュウリ・トマト・なすなどの野菜がおすすめです。中でもキュウリは体内にこもった熱をさまし、水分代謝を活発にしてくれて夏には欠かせない食べ物です。生でかじっても利尿効果がありますが、熱を通すとさらにその効果が高まるといわれています。
中国の唐の時代の処方薬にも、タネを取らずに切って、酢で煮て、半煮えの状態で食べるとすぐに効果が現れるとの記録があるそうです。
◆旬の野菜と果物を摂りましょう
旬の野菜はほとんど身体に良いとされていて、時期のものをたくさん食べて心地よい疲れと深い睡眠をバランスよくとっていれば元気で居られるという事。また、スタミナ食品であるニンニクは、ビタミンB1を多く含む豚肉・豆類・ウナギとの組み合わせにより、消化吸収を助ける働きがあり、優れた食べ合わせになります。
旬の野菜としてはアスパラガス・かぼちゃ・キュウリ・トマト、果物ではスイカ・モモ・ナシ、カルシウムの補給で牛乳、塩分を摂る方法として毎食の味噌汁・梅干を積極的に食べてください。
また、コブ茶はミネラル補給ができるので夏場の飲み物としておすすめです。おいしくて食べて元気で夏を過ごしましょう。
<若月>