「おめでとう」と「ありがとう」の心を伝えたいウェディングプランナーのブログ:新潟県三条市 結婚式場 餞心亭おゝ乃
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幸せな結婚式とは…

昨日の感じたことです。
幸せな結婚式とは…ということを改めて考えさせられました。

昨日は、新潟市・加茂市の新郎新婦様と、長岡市・十日町市の新郎新婦様の披露宴がありました。
その前日に私の友人から電話がありました。
「しんちゃん、実は明日の披露宴で、私のお世話になった大切な方が出席するんだけどヨロシクね。またその披露宴の方の中で、車椅子で出席する方がいるんだけど大丈夫かな?」という問い合わせです。
私は「心配しなくても、車椅子用のトイレもあるしバリアフリーだから、大丈夫だよ」と答えました。

そして当日、プランナーがブライズルームの隣の部屋を、車椅子の方用の控え室としておさえておいたので、まずはその控え室で一休みしていただきました。

その方の、挙式は神前挙式でした。
当社の神前挙式場「夢殿」は親族の方々がお入りいただけるスペースと、車椅子の方やご友人が気楽にお入りいただけるスペースとがあるので、そちらにお入りいただきました。
挙式場内は、冬用の礼服を着られた方やお着物で参加の方に合わせて、エアコンを調整しているので、車椅子でおいでの方の体調にはチョット寒いかなと思い、膝掛けがわりにバスタオルをお渡ししかけていただきました。
そして挙式の最後の「親族杯」の時は、お手伝いをさせていただき安心していただきながら、次の集合写真の撮影の為の、神殿の隣のスタジオに移っていただき、前列に並んでいただきました。

その時に、その友人の名前を出してみました。
すると、その斜め後方にいられたお婆ちゃんが、なんと私の友人が幼いとき育ての親のように可愛がっていただいた方とのこと。

これで分かりました。
私の友人がわざわざ電話してきたことが…。
育ての親のような存在の方だったのか…。

披露宴も終り、お帰りの際、車椅子の方とお婆ちゃんからは、「すごく楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。感謝してます。」ともったいなくもありがたい一言をいただきました。

またもう一組の披露宴のお客様がお帰りになるときの事です。
親族の方々はバスで十日町と長岡市まで送るのにマイクロバスを用意しており、そのバスに乗車されるご親族の方が、「二人は幸せになれるのかな?」とひと言…。

ドキッとしました。
何をお答えすればよいのだろう?と思いつつ「皆さんがいらっしゃるから、幸せになれますよ。皆さんが見守ってくれることで、ふたりはきっと幸せになれますよ」と答えました。
するとその親族の方が「そうだな。俺たちが見守ることが大切なんだよな」と言われました。

この2つの出来事で、幸せな結婚式とは何なんだろうか?と、ふと考えさせられました。

様々な結婚式を行なえるかたちが今はあります。
そのどれもが、ファッション性というかハードの優位・立地の優位・宣伝等の知名度の優位など様々な優位性があるところが流行っている今日です。

しかし「ゲストはこんな事が重要なのかな?」と考えさせられました。

本年の7月に3Fのバンケットホールを改装して、ヨーロッパのオープンカフェをテーマにした「ルゥ・シエル」というウェディングホールを作った人間がいうのもなんなんですが…。

ゲストの皆様は、たとえ会場がどこであれ、お二人の幸せを願われております。
だから招待状をいただくと、「おめでとう」とか「喜んで出席します」と言っていただけるのです。

おゝ乃で行なわれる披露宴も、そんな想いが満ちあふれています。

私は披露宴当日、挙式が始まるときに、皆様の前で挨拶をさせていただいております。
これからおこなわれる挙式はこのような挙式ですと…
そして、このような神々がこれからのお二人の幸せを見守ってくれることを…
でも一番言いたいことは、そんなことでなく、これからのお二人の幸せを、皆様全員で願っていただきたいこと。

縁起も大切、でもこれからのお二人の人生は、披露宴に参列されている方々のお力添えがなければ出来ないことと考えています。

お二人が幸せな人生を歩まれるために、私たち餞心亭おゝ乃が出来る事はなんだろう?
これからも、真剣に考えていきます。

「おめでとう」と「ありがとう」の心を伝えたい。:新潟県三条市 結婚式場 餞心亭おゝ乃
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