3月3日は雛祭り…桃の節句「お雛様と思い」
この話題にふさわしい十二単の着付けショーが昨年おゝ乃で開かれました。
豪華絢爛、束帯姿の男性と十二単の女性2人が並んでいる様子を皆様に見ていただく事ができました。
それはそれは、息をのむほどで、お二人はまさに「お内裏様」と「お雛様」を見ているようでした。
◆十二単について
十二単は宮中の最高の婚礼衣装で、宮様の前ではひざまずきながらの着付けで、絶対に私語をしてはならない着付けはこういった約束事が非常に多く、それを何百年も守り続けているのだそうです。
「衣絞道」と言う着付けの作法に従って、袴姿で着付けを行うのです。
十二単は十二枚着る事の意味ではなく、十二分に着る、お召しになるの意味なのだそうです。
紅白の紐を交互に締めて2本使い、最後に1本で締めるんだそうです。
古代のおめでたい模様といい、色あでやかな朱色といい、現代にはない美しさを見る事ができて感動しました。女の子の健やかな成長を願い、お雛様をかざり、誰しもがやさしい気持ちになる事ができるこの季節「春」を感じています。(若月)