春キャベツ
春の日差しと温もりは、野菜の甘さを増し、そしてしなやかな柔らかさを与えます。
キャベツも例外ではなく、一年のなかで一番甘く、一番やわらかくなります。
そもそもキャベツは18世紀の初め、オランダ人によって長崎に伝えられ、最初は主に観賞用として珍重されていました。
それが明治になってからは、食用としての栽培が北から始まり、やがて全国へと普及したものです。
また栄養効果は、カルシウムやカリウム、食物繊維が多く含まれており、中国では、キャベツに止痛・生肌の効果があるといわれて、胃十二指腸潰瘍の治療用として活用され、さらに癌の発生を抑制する働きがあるとされてます。
このような効果は酵素の働きなので、生食や生ジュースなどで食した方がよいようです。
それでは今回は、春キャベツを使って「美容と健康によい即席漬け」を作りましょう。
美容と健康によい「キャベツと青じその即席漬け」
■キャベツ…400g ■青じそ…10枚
■しょうが…20g ■だし昆布…3g
■天然塩…小さじ3
1、キャベツは5mm幅位の細切りにし、青じそも細く刻み、しょうがは皮をむいて千切り、塩をふりかけて軽くもむ。
2、だし昆布を千切りにして①に混ぜて、重石をのせて約1時間(時間外)程おく。
3、水分が充分に出たら、水気をしぼって器に盛る。
※だし昆布がないときは、昆布茶を使うと良いです。但し昆布茶に塩味があるので、塩味は加減してください。
【キャベツ料理のプラス1アドバイス】
ロールキャベツの和風スープの割合は、コンソメスープ10カップ、薄口醤油0.5カップ、みりん1カップで、
ロールキャベツを弱火で煮て、仕上げに塩・こしょうで味を整えると良いでしょう。
※お好みで、煮るときローリエ(月桂樹の葉)を0.5枚入れて煮てもよい。