秋といえば「菊」のシーズンです。日本人に馴染み深い「菊」のお話し
暦の上では冬を迎えています。随分と肌寒くなってまいりました。外の景色も今までとは違います。
そこで今月は、秋の花「菊」についてお話しさせていただきます。
◆究極・最終の花「菊」
日本の国花である「菊」と「桜」の中の菊は、皇室の紋章でもあり、一年の一番終わりに咲くところから究極・最終を意味しているそうです。
菊の漢字は散らばった米を一箇所に集める意味で、菊の花弁を米に見立てたものと言われています。
開花時期は最終の意味の通り、10月~12月20日頃までです。また、菊は最も古くからある鑑賞植物で、平安時代に中国から渡来し、今では改良が重ねられ本当に多くの種類があります。
◆菊の種類って知っていますか?
菊祭り等で見るもので、大輪のもの(厚物)と細い花びら(管物)とに分けられます。その見事さを競って、ますます多くの種類が誕生し、また咲く時期等も調整したりして、本当に見事な菊を私達は楽しむ事ができます。
最後に弥彦の菊祭りを紹介します。開催は11月1日~24日で、弥彦神社の境内いっぱいに並びます。
本年のメイン通路の大作は、石川県の兼六園の園景です。
土曜日・日曜日・祭日ともなれば、歩行者天国やフリーマーケットも開催され駐車場が混みあいます。平日がおすすめです。
また「紅葉も一番いい時期ですし、心も体もリフレッシュできそうですので、皆様見に来てくださいネ!」と弥彦観光協会の方のお話でした。