今でも感謝の念に堪えません。入社三年目の思い出…ご兄妹ともに担当させていただきました
餞心亭おゝ乃をご贔屓にしてくださるお客様は、おかげさまでたくさんいらっしゃいます。私が入社して3年目位だったと思います。当時は親御さんが式場を決めるというケースも少なくありませんでした。今回紹介するお二人も確か親御さんが式場を決められたというふうに記憶しています。
お父様は当館を良くご利用頂く定連さんで、会社の役員さんでもありました。そんなお客様ですので、プレッシャーも大分感じつつ担当させて頂きました。その息子さんはお父様とは対照的に、どちらかというと大人しいタイプの新郎さんで、お父様に気を遣う分、その辺りは「助かったなぁ…」と思っていました。
結婚式も無事執り行われその数年後、今度はお嬢様が結婚なさるということでご連絡を頂きました。すごく嬉しかったのですが、でもまたもプレッシャーです。お兄様がして下さっていたので親御さんとは気心も知れていますし、少しは気が楽だったのですが、お嬢様がお父様と同じような性格で(怒られるかな?でも会社に入ったらきっと幹部になれる方ですね)、遠慮なさらずに何でも言ってくださる方でした。披露宴の内容も超盛りだくさんで、色んな要望が次から次へと…。息をつく間もないというのはああいうことを言うんですね。お開き後はどっぷり疲れました。司会者も「いつもの倍しゃべっている気がする」とも言っていたくらいですからね(笑)。
でもおかげさまで、その後も餞心亭おゝ乃共々お付き合いを続けさせて頂き、私自身も親御さんから可愛がって頂けるので本当に嬉しいですし、“ご兄妹ともに担当させて戴けたことは本当にありがたいこと”と今でも感謝の念に堪えません。