とにかく驚きました、おふたりの結婚が決まるまでのエピソードに… 愛は国境を越えて
先日、日本と中国の方の結婚お披露目会を担当させていただきました。新郎さんは日本の方で、新婦さんが中国の方でした。既にお二人には3年前にご結婚され、3歳になられる娘さんがいられて、すでに家族としての生活はスタートされていました。
とにかく驚いたのは、新郎新婦おふたりの結婚が決まるまでのエピソードです。というのは新郎様が、ご両親に結婚したいとご報告された時に「子供が産まれたから結婚したい」とおっしゃったというのです。最初、その話しを伺った時、私自身耳を疑い「えっ?」という感じでした。何回か聞き返してしまったのを覚えています。子供ができたからではなく、子供が産まれたから…! できちゃった結婚でなく、産まれたから結婚は初めてでした。
新郎様のご両親の驚きようは、想像をはるかに越えるものだったでしょう。出産は新婦様の実家の中国の大連でした。新郎様は出産に合わせるように一路、中国へ。その、中国行きも、ご両親には、「オレ、ちっと、中国行ってくる」の一言だったそうです。帰国後、結婚のご報告がなされた訳です。
さて、お披露目会当日は、新郎様は紋服姿、新婦様は水色のおひきずり、新郎様側のご両親の計らいで、新婦のお母様は、江戸妻をお召しになれらました。また、日本語を話せない新婦のご両親様の為に、新郎家様からの配慮で通訳の方をお願いしました。最初、新婦のご両親様は、通訳の方を頼んだ事をすごく遠慮されていたのですが、当日はお披露目会が盛り上がるにつれ、新婦のご両親がとてもお話ししていたそうに見受けられ、司会から通訳さんを通してインタビューをしてもらいました。案の定、特に新婦のお父様は沢山お話ししてくれて、お母様もとても喜んでくださり、通訳さんを頼んで良かったなぁと思いました。
お披露目会は新郎様側のゲストのみでしたが、皆さん非常に楽しい方で、お酒が入ると陽気になり、新婦様のご両親へ身振り・手振りで挨拶したり、お話ししたりしていました。とても楽しい会になりました。
ちょうど、今年は「北京オリンピック」が開催された年です。より、ご両家の仲が近くなったように思えました。末永く、お幸せに(*^0^*)