御披露宴を主催する立場になると、当然どこまでの間柄の方をお招きするか、ご本人と親御さんとご相談なされたと思います。どうしてもあの披露宴会場でしたいから、招待する人数を制限したいと思う意向とは、思い通りに行かない場合も当然あります。
それは「是非、結婚式に招待してほしい!」という、お二人を祝福してくださる出席者の温かいお気持ちのあらわれでしょう。
ご本人がシンシア(当館の2階にある披露宴会場)でどうしても披露宴をしたいから、親御さんに親戚を沢山呼ばないで欲しいとお願いしたそうです。しかし「お祝いしてあげたい!出席したい!」と言ってくださるご親戚に、来ないで!などと、当然、言える訳もなく、結果かなりの大人数になり、当館で一番大きい会場で御披露宴をしていただくことになりました。
そして、御披露宴の準備を進めていく上で、出席人数が多いからこそ、多くの人に披露宴に参加してもらったと思ってもらえる内容にしよう!というテーマのようなものができ、楽しく打ち合せが進んでいきました。
そして、当日!御両家とも賑やかな方が多くて、とにかくもう、笑い声の絶えない披露宴でした。これだけ賑やかな方々だと、勝手に盛り上がってくれて、打ち合せであれこれ悩まなくても良かったかも?と、ちょっと思ったくらい「賑やか」でした。
とかく人数が多いと、感動的なシーンも会場がザワついてしまいがちですが、御両家様の出席者のみなさんは、本当にお二人を祝福する為に駆けつけて下さっているお気持ちが強くて、きちんとわきまえて下さり、涙あり、笑いありで、尚かつ、まとまりのある御披露宴になりました。
御披露宴後日、御披露宴に出席されていない御近所さんに「とても良い結婚式だったみたいらねーと、近所でウワサになっているよ」と声をかけてもらったそうで「好評」の御披露宴だったようです。
沢山の方々から、お祝いしてもらえるという『幸せ』を私にもお裾分け頂いた御披露宴でした(*^^*)。